琉球新報 記事詳細

日 付 2000/06/29  朝・夕刊 朝刊  経済  8  1版 
見出し 英語教育ソフト開発・製造を受託/琉僑ネットジャパン 
本 文
英語教育ソフト開発・製造を受託/琉僑ネットジャパン


 【東京】関東在住の県出身経営者らが中心になって昨年十一月に設立された琉僑ネットジャパン(東京・小嶺宏社長)が、インターネット事業を開始する。インターネット学習システム開発のキーネット(東京・福村康広社長)から業務委託を受け、琉僑ネットが県内で幼児向け英語教育ソフトを開発・製造する。完成は今年十月末の見込み。琉僑ネットは新規事業に伴い、ソフト開発スタッフなど二十人程度を新たに雇用する計画だ。小嶺、福村両社長が二十六日、業務提携を明らかにした。
 琉僑ネットは、世界のウチナーンチュのビジネスネットワーク構築を支援する非営利組織「WUB東京」の有志メンバーらで設立。現在は物産販売事業がメーンだが、インターネット通信販売や飲食店経営などを事業計画に掲げている。
 キーネットは昨年十月の設立で、インターネットによる幼児、小中学校向けの教材販売、通信システムの開発などを手掛けている。今回、インターネットを通じてゲーム機器にも配信できる幼児向け英語教育ソフトの開発・製造を琉僑ネットに委託する。なお、自社コールセンターの県内設置の可能性も検討する。
 小嶺社長は「沖縄で情報ネットワーク事業に参入したい。新たな雇用規模は開発や製造部門など二十人程度になるだろう」と話した。問い合わせは、琉僑ネットジャパン03(3405)7072


備 考  
ニュース源 自社  記事種   写真枚数 0