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日 付 2001/07/19  朝・夕刊 朝刊  経済  11  1版 
見出し ウチナーンチュ大会の意義確認/WUB沖縄定例会 
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ウチナーンチュ大会の意義確認/WUB沖縄定例会


 WUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション)沖縄(牧志泰三会長)は十八日夕、那覇市の金秀本社で七月度定例会を開いた。
 十一月の第三回世界のウチナーンチュ大会実行委事務局長を務める太田守胤氏が同大会の意義を説明し、「県人の事業を紹介するワールドビジネスフェアは各国の県人が集まる。ぜひWUBの事業に役立て、成功させてほしい」と呼び掛けた。
 太田氏はまず、県人の各国への広がりを説明。「二十三カ国に五十六の県人会があり、民間大使も二十九カ国に九十七人いる。県内に来る留学生も来年には累計で千人を超える。これも大変な財産だ」と強調した。
 今大会は若い世代が対象の行事が多いが、「三世、四世が中心となりつつあり、母県とのつながりが切れる不安がある。ウチナーンチュとしてのアイデンティティー(独自性)の継承が課題だ」と、意義を説明した。

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