琉球新報 記事詳細

日 付 2001/11/02  朝・夕刊 朝刊  特集  17  1版 
見出し インタビュー/役割は゛道造りと舗装゛/チムグクルとITは「両輪」/WUBインターナショナル会長/呉屋守將さん/第3回世界のウチナーンチュ大会 
本 文
インタビュー/WUBインターナショナル会長/呉屋守將さん/役割は゛道造りと舗装゛/チムグクルとITは「両輪」/第3回世界のウチナーンチュ大会


 「ワールドビジネスフェア」に特別協力し、ウチナーンチュの世界的ネットワークでビジネスの可能性を考えるWUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション)インターナショナルの新しい会長に就任した呉屋守將会長に話を聞いた。呉屋会長は十月二十九日から二日間、東京で開催されたWUB世界大会で選任された。

 ―ビジネスフェアの意義は
 ワールドビジネスフェアの開催は、県人ネットワークを通じたビジネス展開の可能性を大きく膨らませるものだと確信している。
 WUBのネットワークを通じてよりよい品を提供していきたい。それが、今後のWUBの発展にもつながると思う。また、ビジネスをしながら、人的、文化的交流を図ることも大切だと考える。経済の道に文化が乗って海外とつながっていければと思う。

 ―WUBの今後の展開については
 WUBの役割は、ネットワークの道を造り、舗装をしていくこと。後は、それぞれのニーズに沿って、それぞれの立場から、道路を使って車を走らせてほしいと思う。
 WUB会員には、若いメンバーの姿も目立ってきた。三世、四世のネットワーク形成も大切な役割だと感じている。
 またWUBにとって、「IT」も欠かせない要素。この「IT」と「ウチナーンチュのチムグクル」は車の両輪のようなもので、二つがないと飛躍的な展開は不可能だ。

 ―新会長としてこれからの抱負について
 意欲ある会員を増やし、ネットワークのさらなる強化を図りたい。WUBの韓国支部設立が、当面の目標だ。メキシコやスウェーデンの国々でも興味を持って下さる人が多く、世界的ネットワークが強化されることを願う。

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