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日 付 2002/01/30  朝・夕刊 夕刊  その他  5  1版 
見出し アルゼンチン/世界大会の打ち合わせ/6地域の内容充実に意欲/呉屋WUB会長が南米訪問 
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アルゼンチン/世界大会の打ち合わせ/6地域の内容充実に意欲/呉屋WUB会長が南米訪問


 WUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション)インターナショナルの呉屋守将会長ら三人が二十一日、アルゼンチンのゴルフ場とブセナカントリークラブとの姉妹提携、今年十月開催予定のボリビアでの世界大会打ち合わせなどのため、ペルー、ボリビア、ブラジル経由でアルゼンチン入りした。出迎えは山城弘美沖縄ゴルフクラブ社長、玉城智県連会長ら幹部、WUBアルゼンチン幹部らが出迎え、宿泊先のホテルでWUBアルゼンチン支部と懇談会を開いた。
 懇談会で稲福ホルヘ・アルゼンチン会長は「十月の東京世界大会には参加できずに大変失礼した」と、WUBインターナショナル世界大会への不参加をわびた。
 これに対し呉屋守将会長は「東京大会は四百人が出席し、大成功した。これに出席できなかったといって、委縮せず前に向かって頑張りましょう」と激励、懇談会に移った。
 中井健WUB沖縄事務局長から来ア目的を説明、ボリビアのマパイソゴルフやブラジルのアルジャーゴルフクラブと姉妹提携調印を終えたという報告がされた。
 アルゼンチン側を代表して稲福ホルヘ会長は「ここ一カ月にアルゼンチンは政治的にも経済的にも変わり、社会情勢が不安定で、難しい時期に遭遇している」と話し、屋宜宣太郎さんが「ペソの切り下げがかえって輸出を助けることになり、WUB間の取引がこれまでより容易になるのではないか」と楽観論が出て、しばし話が弾んだ。
 呉屋会長が「WUBを六つに分けて内容を充実していきたい。まず中南米、北米、ヨーロッパなどに分けて広報紙なども出し、連絡を緊密にしていく」と語った。
(新垣善太郎アルゼンチン通信員)



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