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日 付 2002/02/19  朝・夕刊 朝刊  経済  7  1版 
見出し 沖縄関連番組をハワイで放映へ/ケーブルTV・NGN 
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沖縄関連番組をハワイで放映へ/ケーブルTV・NGN


 ハワイのケーブルテレビ会社ニッポン・ゴールデン・ネットワーク(NGN)のデニス・小川社長が世界沖縄人ウチナーンチュビジネス・アソシエーション(WUB)インターナショナルのロバート・仲宗根前会長の案内で十八日、琉球新報社を訪れた。ハワイで沖縄関連テレビ番組を放映する計画を説明した。
 沖縄関連番組は「オキナワ・プライム・タイム」の名称で九月からNGNの土曜夜八時半―九時半の時間帯で放映する。NHKの「ちゅらさん」でスタートする予定だ。
 小川さんはハワイ大学アメリカ研究学教授で、WUBハワイ会員でもある。NGNは二十年前に設立された。タイム・ワーナー社や電通が主要株主だ。日系人を中心にハワイで約一万五千世帯、南カリフォルニアで約二千世帯が加入している。チャンネルを三つ持ち、NHK衛星ニュースを毎日放送すると同時に、相撲などNHKや民放各社の番組を放送している。
 ハワイでも「ちゅらさん」が放映され、好評だった。県系人の若い世代を中心に沖縄への関心が高まっていることもあり、NGNは沖縄関連番組の放送を計画した。相談を受けたWUBが番組探しを手伝うことになった。小川さんは仲宗根さんの案内で県内のテレビ各社を訪問し、番組供給を打診している。
 小川さん、仲宗根さんらは「(ハワイの人々に)沖縄を宣伝する絶好の機会で、ぜひ実現したい。番組購入の費用をどう工面するかが課題だ」と話していた。


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