琉球新報 記事詳細

日 付 2003/07/20  朝・夕刊 朝刊  その他  23  1版 
見出し 第1回世界のウチナーンチュ会議/゛ひげ゛で成功祈願/運営委、連帯感強める 
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第1回世界のウチナーンチュ会議/゛ひげ゛で成功祈願/運営委、連帯感強める


 八月二十九日からハワイで開催される「第一回世界のウチナーンチュ会議」(ハワイ沖縄連合会、WUBハワイ主催)に向けて準備が行われているなか、運営委員会のメンバーらは、イベント成功を祈願してひげをのばしている。六月二十一日付のハワイ地元紙、ホノルルアドバタイザーにも、イベントの紹介とメンバーのひげの顔が登場した。
 このひげの由来は、十四年前のハワイ沖縄センター設立前にさかのぼる。センター設立のため、資金集めを中心に働きかけたリーダーたちが、センター設立実現をめざし、ひげをのばした。
 「アジア人の中でウチナーンチュの体の特徴は、毛深いこと。それを生かしてひげをのばし目的達成までそらない、がんばる意欲、連帯感をみせる」と、十四年前の三月三十一日付地元紙ホノルルアドバタイザーに語った久場エドワード氏。
 久場氏は、弁護士事務所を持つ傍ら沖縄系社会に貢献してきた一人で、現在運営委員会で活動中だ。
 この記事は、ハワイの沖縄系社会だけでなくハワイ社会でも反響を呼び、センター資金集めにも大きく影響した。
(名護千賀子・ハワイ通信員)



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