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日 付 2003/12/21  朝・夕刊 朝刊  その他  23  1版 
見出し <海外ウチナー通信員>ハワイ/「笑い福い」新体制スタート/沖縄連合会役員就任式/新会長に奥間セペ・シェリル氏 
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<海外ウチナー通信員>ハワイ/「笑い福い」新体制スタート/沖縄連合会役員就任式/新会長に奥間セペ・シェリル氏


 ハワイ沖縄会館で十五日、二〇〇四年度第五十四回ハワイ沖縄連合会役員就任式が行われた。会館では、約八百人の人々が集い、昼食をはさんだ就任式、ウチナーンチュオブザイヤー、スポーツトーナメントの授賞式、そして余興を楽しんだ。会場の設定、準備、プログラムは、新会長の奥間セペ・シェリル会長が具志川市出身であることから具志川市人会のメンバーが行った。

 今年の会長である玉城ジョージ氏は「今年のメーンイベントである連合会とWUBハワイ主催の世界のウチナーンチュ会議も成功をおさめ、ハワイ州以外から二千人の参加者が訪れた。われわれの豊かな文化遺産を残してくれた方々の授賞式、レガシーアワードも開催された。そのほか年間を通して行われた数々の活動ができたのも、ハワイ沖縄会館職員とボランティアの皆さんのおかげです。心から感謝する」とあいさつした。
 新役員はステージに立ち、ジェレミーハリス・ホノルル市長の指揮で、来年一年間、役員の仕事を果たす事を宣誓した。ウチナーンチュオブザイヤーでは、今年、特にクラブの活動に貢献したメンバーが各クラブから選ばれ一人ずつ表彰された。
 年間を通して行われるクラブ対抗のバレーボール、ソフトボール、ボウリングとゴルフの授賞式では、優勝チームにトロフィーが贈られた。
 余興では、新しく就任した顧問と役員が、琉装でステージに登場し、喜びの心に幸運を、という〇四年度のテーマ「笑い福い」にそった抱負を、一人ずつ発表した後、最初の仕事として大笑いをし、会場を沸かせた。
 新役員は次の通り。
 会長・奥間セペ・シェリル(具志川市人会)○次期会長・古波蔵ラッドニー(宜野湾市人会)○副会長・知念カーリーン(びと同志会)○副会長・金城キース(字具志川同志会、東風平町人会、フイマカアラ)○副会長・ナンス・比嘉・ラヴァーン(名護クラブ)○書記・立山ジェーン(クラブ本部)○書記補佐・浦田レオナ(南中城村人会)○日本語書記・名護千賀子(具志川市人会、ヤングオキナワンオブハワイ)○会計・呉屋サンドラ(ヤングオキナワンオブハワイ)○会計補佐・安里ジェイソン(名護クラブ)
(名護千賀子ハワイ通信員)




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